年齢とともに体の水分量は減っていきますから、特に乾燥肌ではないという人もある程度の年齢になったら乾燥が気になり始めます。
乾燥が一番目立つのは顔です。
顔の中でも皮膚が薄く皮脂の分泌量が少ない目元や口元は特に乾燥しやすくなります。
肌が乾燥したら潤いを与えれば対処できると考えがちですが、目元や口元は顔の中でも一番皮膚が薄くデリケートな部分です。
皮膚が薄いだけでもスキンケアには細心の注意が必要ですが、皮脂の分泌量が少ないため肌自体のバリア機能もあまり高くありません。
乾燥が気になるからと保湿力の高い乳液や美容液を使っても、潤いをキープする力が低いため水分が蒸発しやすく、すぐに乾燥してしまいます。
こういう時は目元や口元だけ、ほかの部分とはケア方法を変えてみましょう。
化粧水や乳液という基礎ケアは普段通り行いますが、目元や口元は力を入れず優しく丁寧にします。
指の中でも力が入りにくい薬指を使うと、力が入らないから優しくケアできます。
化粧水や乳液、美容液は重ねづけもできます。
保湿を重視したいときは、パックがおすすめです。
コエンザイムQ10配合の目元パックを使えば、デリケートな目元に必要な美容成分が配合されていますので、ケアも簡単ですし、効果も実感しやすいでしょう。
口元専用パックも探せばありますが、見つからない場合は、コットンにコエンザイムQ10たっぷりの化粧水を含ませて、コットンパックでも代用できます。
他にもホホバオイルや顔用のオリーブオイルを使った、オイルパックもしっかりと保湿できるのでおすすめです。
目元や口元をケアする時は、意識しないと力が入ってしまいます。
肌が薄い部分はこすったり叩いたりする刺激にも弱いので、ダメージが大きくなり色素沈着を起こすという別の問題も出てきます。
目元や口元のように皮膚が薄い部分は、特に丁寧に優しくコエンザイムQ10で保湿ケアをしてください。
毎日のケアでもコットンパックやオイルパックなら取り入れやすいし、効果も実感しやすいと思います。
